大網から茂原を通り南房総半島を時計方向に回って、主なところを観光。

 茂原から128号線を南下し、最初の御宿まで約1時間、次の鴨川シーワールドまでも約1時間、そこから宿泊地の館山までは約1時間半で1日目は終了。

 次の日は館山周辺の観光をしてから、国道127号線を北上して鋸山まで約1時間、途中の東京湾観音までは約40分、後は木更津を経由して東に向かい国道409号線で茂原まで約2時間という行程でした。

 海岸沿いに国道を走りましたが、あいにくの雨にもかかわらずサーフィンを楽しんでいる人が多くびっくりしました。さすがに地方の国道だけあって車も少なく、予定時間よりかなり早く目的地に着く事が出来ました。帰りの道も所々、多少混んでいたぐらいで結構余裕で走ることが出来たと思います。
 
御宿
 きれいな砂浜が続いていて夏は海水浴で混雑するようであるが、この日はあいにくの雨、観光客もまばらであった。

 砂浜にはなぜか、”月の砂漠をはるばると旅のらくだが・・・”という童謡の記念像があった。

 また近くの丘には1609年メキシコへ向かうスペイン船が遭難し、近くの住民が総出で救出したことを記念にした塔が建っている。

月の砂漠公園

メキシコ記念塔
鴨川シーワールド
海岸沿いに造られたレジャーセンター、海洋動物を集めたショーが楽しめるところ。大きなショーとしてはベルーガ、イルカ、シャチ、アシカの4種類でそれぞれの演技時間が約20分、施設の移動に5分ぐらいというスケジュール。配置された順番に開始時間が設定されているので2時間あればすべてを見ることが出来る。途中きれいな水族館などでは、珍しい魚とイルカなどが泳いでいる姿、ペンギンやアシカの食事タイムにも出会える。
イルカのジャンプはかなり高く、またボールをヒレで挟み尾ひれで立ち泳ぎをする姿は、よく訓練されている。一方シャチは3トンもある巨体のため、しっぽでボールを蹴るがこれもかなりの高さにびっくり。

ベルーガ(白鯨)


アシカ

イルカ

イルカ

クマノミ

シャチ


ベルーガ                   イルカ                    シャチ                   アシカ

勝浦
毎年2月末から3月の節句まで開催されるビッグひな祭りに出かけた。比較的こじんまりとした町の中にいろんな飾り付けをしたお雛様が並ぶ。下の写真は遠見岬神社の60段石段に約1200体の人形が飾られ、右の写真は覚翁寺特設雛壇に600体の人形が飾られている。このほかそれぞれのお店につるし雛や図書館、役場の中などにもいろいろの人形があって見所がいっぱい。
      
館山
 満徳寺釈迦涅槃仏は全長16mの青銅製涅槃仏、外国では良く見かけるが日本では珍しく、周囲を3回まわって足元で願い事をすると叶うと言われている。
 崖の観音は船形山の中腹にへばりつくように建てられている観音堂、朱塗りの欄干から見る館山湾がすばらしい。
 那古観音は坂東33番札所の結願寺で、多宝塔は千葉県の文化財に指定されている。
 宿泊した宿ではトンビの餌付けをしていて、朝8時ごろになると庭周辺に15羽近く集まってくる。パンくずを投げると上空から勢いよく舞い降りてきて、見事にキャッチして上昇する姿は見事。トンビの視力は鷹の種類だけあってすごい、でも肉食ではなく雑食らしい。
 
釈迦涅槃仏
 
トビの群れ
  
崖の観音                 那古観音
鋸山
房総半島の西側に鋸のように尖った山並みが続くところで、高さは329mとそんなに高くはないがいろんな奇岩や大仏(E)、百尺観音像(B)、五百羅漢(D)、地獄のぞき(C)などがあって名勝地として有名。

 大仏の身長は21.3m、奈良の大仏の身長は14.9mだから、まさしく日本一の高さ。自然の風触で崩壊寸前だったものを、4年の歳月を経て昭和44年に再現した。
 百尺観音像は昭和41年に6ヵ年の歳月を費やして完成した彫刻石像で、交通安全の守り本尊として多くの人から尊崇されている。

 鋸山を登るにはロープウェイ、有料登山道、無料登山道(中腹まで)の3通りがあり、自家用車の時は無料登山道で東口から入るのが最適。大仏のすぐ近くに無料駐車場がある。でも全体が階段ばかりだから、順路を考えて登っても約90分は必要なため、健脚でないと走破が大変。

千5百羅漢
   
地獄のぞき          下から見たのぞき先端

百尺観音と地獄のぞき

大仏
東京湾観音
建立に昭和32年から36年9月までかかり、高さでは世界最高の地上56mもある仏像。戦死、戦災者の霊を慰めるための救世観音で、胎内には314段の階段があって展望台に登る事が出来る。


                 


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