千葉に来て最初に出かけたのは、芝山仁王尊(観音教寺)。でも目的は旅行に出かける時に役立つ成田空港をチェックしておこうと思って、途中にある史跡を探すとここだった。このお寺は比叡山延暦寺の天台宗末寺で、ご利益は火事・盗難除けといわれ、関東地方ではかなり有名らしい。最近では旅行の安全でも、ご利益があるとかで参拝が増えている。建物では三重の塔がひときわ大きく、その存在感を示している。千葉県では塔が少なく、中山法華経寺の五重塔、成田山と観音教寺の三重の塔、安房石堂寺と那古寺の多宝塔の5基しかないようだ。


三重の塔
  
布袋の像            大きなわらぞうり

桜の間から飛行機

芝山公園のはにわ

芝山公園の奇妙なはにわ

航空科学博物館前のはにわ

屋外に展示されたYS-11の実物

大和の国では当たり前だが東国では群馬県が多く、ここ千葉では横芝付近に大小1000余基の古墳があって、これを芝山古墳群と呼ばれる。その古墳群の中の姫塚で発見された45体にも及ぶ埴輪がはにわ博物館に保存されている(博物館は2ヶ所あって、ひとつは観音教寺境内、もうひとつは町立の芝山公園)。訪れた日は暖かい秋晴れであったし、気温も高い日がつづいたためか桜が狂い咲きをしていた。成田空港の側にある航空科学博物館では日本で開発したターボジェットプロペラ機YS―11の実物が展示されていた。ヘリコプターやセスナ機などいろんな種類の飛行機の操縦席にも入ることが出来子供達の見学場所にはもってこい。また成田空港から飛び立つ飛行機を真下から至近距離で眺める事もできる場所でもある。

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