2009年も終わりが近づいた12月21日、天気も快晴であったため東京湾アクアラインを経由して川崎大師に出かけた。今年から試験的にアクアラインの通行料が値下げされ、通常3000円のところ800円と格安であるのも手助けになって木更津から川崎にと手軽に行けるようになった。アクアラインの入口は木更津金田インターから、出口は川崎浮島インターまでの約15Km、途中に海ほたるというパーキングエリアがあって、千葉から海ほたるまでは海上の橋、そこから先は海底トンネルという非常に短い距離の道路。休日は通行料が安くなっているので結構通行量が多く、お土産屋さんもにぎわっているようだが月曜日とあってそこそこの人出。海ほたるからは雪のかぶった富士山も綺麗に見え、川崎や千葉のコンビナートなど景色としては最高の日であった。
  
バックに富士山                     海底トンネルの換気口                富士山と横浜ベイブリッジ
 
富士山と羽田に向かう飛行機                 海ほたるより千葉方向の海上橋

川崎大師
新年の初詣が混雑することで有名な川崎大師を年末に行ってみた。我が家からの距離は木更津まで約50Km、そこからアクアラインを通って約20km。時間的には片道2時間30分でそんなに遠くない。最初に心配したのは駐車場があるかということであったけれど、最近大きな無料駐車場が出来上がったようで安心して出かけた。到着した場所は本堂から歩いて約10分と離れた駐車場であったが500台は置けるぐらい広く、しかし置いてある車は10台も無くガラガラ状態。平日の年末だからこんなものだと警備員も言っていた。本堂にも少しだけ駐車場が確保されているので直接行っても止めれそうな気もする。

本堂に近づくまではお店も無くちょっと寂れた町の中を歩く。ようやくお土産店が両側に並ぶ門前横丁に入ると活気で一変する。名物は咳止めやきな粉、しょうがなど色んなあめ、さらに葛餅も売られている。
 
機械で練られるあめ       包丁でとんとんと切るあめ

総本山は京都東山七条にある智積院でもろもろの災厄をことごとく消除する厄除大師として関東では有名である。正式名は金剛山 金乗院 平間寺、通称厄除弘法大師または川崎大師と言う。お土産店を過ぎると大山門が見え、山門には大きなちょうちんがぶら下がりその下を通って川崎大師の境内に入る。正面に大本堂、左側に8角形をした五重の塔が迫ってくる。正月にはこの辺が大混雑しているのだろうと思いながら参拝した。
  
大山門                            ちょうちん                       大本堂


八角五重塔
昭和59年弘法大師1150年御遠忌を記念し、高さ31.5m、幅6mの大きさで建造された。中には真言宗祖師三尊像興教大師、恵果阿闍梨、弘法大師像がある。また八角は最も円に近い建造物の形で「包容力」、「完全性」が象徴されている。
     
    興教大師                 恵果阿闍梨             弘法大師


21日は毎月の縁日であり境内では12月恒例の1年間ご利益をいただいたお護摩札、お守りに感謝をするお焚きあげ法楽が行われていた。

境内の一部
        
遍路大師尊像                      祈りと平和の像                鐘楼堂
    
鶴の池                              薬師殿                            薬師瑠璃光如来尊像と十二神将
  
だるま                            ふくろう