2月の初旬、日帰りで三浦半島にバス旅行をした。日頃は自家用車で出かけるが、鎌倉の道路は混雑すると聞いていたので、今回は旅行会社のツアーに参加することにした。朝早くにJR大網駅で乗車した時は、始発の一宮(房総の南側)を1時間前に乗って来られた人がかなりいる。この後数ヶ所回ってお客さんを集め、高速道路に乗ったのは30分後であった。どのルートで行くのか楽しみにしていたが、多少遠回りであるが最も安くつく首都高経由、それでも日曜日という事もあって渋滞もなく約2時間で最初の目的地付近に着いた。
イチゴ狩 まずはイチゴ狩り、観光農園ではいっぱいのお客さんで混雑していて、1台がやっと通れる細い道路に観光バスと自家用車が入り乱れ、なかなかイチゴ農園にたどりつかない。我々団体用には写真のハウス1個分を30分間の貸切で与えられ、全員一斉に食べ始めるとあっという間に赤い実が少なくなっていく。でもうまく出来たものですぐにお腹いっぱいになってペースがダウン、みんな満足して15分後には終了することに。お店に人いわく、みんな急いで食べるからすぐにお腹いっぱいになってしまうそうである。イチゴ狩りはゆっくり食べよう!!! |
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城ヶ島 「雨は降る降る、城ヶ島の磯に・・・・」という北原白秋の詩で有名な城ヶ島、三浦半島の先端にあって、現在は城ヶ島大橋で陸続きになっている。観光ガイドでは60万本の水仙が咲き乱れているとあったが、到底その雰囲気ではない。 ![]() まず咲いている場所が公園内のいわゆる花壇の中で、人が等間隔に植えた状態。想像していたのは海に面した崖の斜面に一面、自然と生えている姿であったが、そうではなかったのでかなりがっかりしてしまった。右の写真は斜め下から写したので群生しているようであるが、実際は左のように隙間だらけの花壇。 |
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展望台からの眺めは晴れていると房総半島や富士山を見ることが出来るそうだ。この日は残念ながら曇り空でまったく見えなかった。東京湾に入っていく船には不可欠な城ヶ島灯台は意外と低いところの設置で、小さいものであった。海では小さな帆を揚げた釣舟が漁をしている。吊り上げられた魚は天日干にされ、すぐに販売されているのは新鮮そのもの。マグロの水揚げは多いらしい。お土産やさんでは冷凍トロ、カマ、佃煮などマグロを加工したものが安く売られている。 またこの公園には野良猫がたくさん遊んでいる。漁港で発生する魚の切れ端が食事になっていて結構太っているし、観光客も餌を与えているとか。 |
![]() 展望台からの眺め ![]() 安房埼灯台 |
![]() ![]() 城ヶ島灯台とモニュメント |
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![]() ![]() アジの開き マグロの兜 |
![]() 沖合いの釣り舟 |
鶴岡八幡宮 国道134号線は予想通り大渋滞、途中から人の歩く速度でようやく駐車場まで。いまだに正月気分かもしれないほど観光客で混雑している。鎌倉といえばこの八幡宮、歴史はともかく源頼朝だけ知っていれば良いか状態で境内へ。 大きな鳥居の側には太鼓橋があって、そこから一直線に本宮まで参道が続いている。最初に静御前が義経を慕って舞った舞殿があり、当日は祈祷のために使われていた。続いて本宮へ61段の石段があり、その左側に樹齢千年余りといわれる大銀杏の神木がある。この銀杏の樹に公暁(源頼家の子)が隠れて待ち伏せ、源実朝を殺害したといわれているが、当時は千年も前だから隠れられるほど大きな樹ではなかったのでは?。 |
![]() 参道の最後 三の鳥居 |
![]() 太鼓橋 |
![]() 舞殿 |
![]() 古札を焼く |
![]() 舞殿(手前)と本宮(奥) |
参道は一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居とほぼ直線に造られているが、この道の中央に二の鳥居から三の鳥居まで車道より一段高い段葛と呼ばれる歩道があって、ゆっくりと歩く事が出来る反面渋滞の元にもなっているようだ。 この参道周辺にお土産やさんが建ち並び、観光客の買い物で賑わっている。また通り一つ入ったところは小町通りと呼ばれいろんなお店(酒饅頭、クレープ、アイスクリーム、装飾品、衣類など)を楽しめる。 |
![]() 大銀杏と石段 |
仁大門の両脇にある像![]() ![]() 源頼朝? |