近江八幡市浅小井町で毎年7月の第3土日に開かれる祇園祭がある。「曳山とイ草の館」を午後2時半に出発した6基の山が町内を巡行して、今宮天満宮内にある津島神社に向かう。(地図)
ちょっと見ずらいが左下に県立養護学校があり、川を渡り右に行くと今宮天満宮がある。(地図中央下) その境内に津島神社があり前日午後8時から「たいまつの奉火」が行われる
普段は「イ草の館」内に保存されているが、地図上の家の形をしている所に6基の山を管理する町があり、それぞれ五条ノ木山、東出山、北出山、平田出山、西出山、野瀬出山となっている。
たいまつの奉火(点火前) なぜか外人さんが引っ張っている
ダシの上で祇園ばやし 6基揃った山 たいまつの奉火が行われた今宮天満宮の広場で
山上のダシは十二支のエトや古来の童話、時勢風刺などさまざまで今年はドラえもん、ゴジラ、源平合戦などであった。曳山は最初幅の広い木製で出来ていたが、道路幅や格納時の不備により幅を狭め、さらに路面舗装の保護のため昭和45年タイヤつきの台車に載せられるようになった。
子供達を乗せ祇園ばやしを演奏しながら、町内を引き回して今宮天満宮の津島神社に宮入りする。その間ダシの上では途中の電話線や電線に引っかからないよう避けながら進むこと約30分、今年はなぜか引きてに外人が参加しており古来のお祭りとは一見不釣合いな風景である。どうやら近くで営業しているお店(?)からの応援らしいが、派手な衣装とにぎやかな掛け声で結構盛り上がっていたのはなんとも不思議であるし、カメラマン達はむしろそちらの方に夢中であった。
勢ぞろいした後、しばらくして1台づつ曳山が本殿前に進み山の上からお餅やおもちゃ、お菓子をばらまく、それには大人も子供もむらがってわれ先にと拾っている姿は村祭りであった。たいまつの奉火は前日雨が降ってきたので見学はあきらめて帰ってしまったため写真は撮れなかった。(残念)
問合せは 0748−33−0559へ
道中琵琶湖大橋の側にある公園ではひまわりが一面に咲いている。例年栽培されている所であるが見事なものだ。小さな一角であるが群生の美しさであろうか。春には菜の花、もう少し経つと「はまひるがお」の花も見ることが出来る。
<周辺情報メニューへ>