2002年4月5日  22時55分  関西空港発  3時20分グアム着
      4月9日   4時40分  グアム発    7時10分関西空港着 
                     時差 1時間 グアムが進んでいる
アメリカでのテロ発生以来、旅行客の落ち込みが激しいとかで飛行機の便数が減っているらしい。でも我々の便は結構満席であった。飛行時間が3時間半と比較的短いので気軽に行ける旅行である。
グアムに着いたのは真夜中の3時過ぎ、誰も起きていない時間と思ったが結構人がいた。気温は28℃、日本とは10度ぐらいの差があるので暑く感じた。
    
ホテルの入口では元気な子供のイルミネーションが出迎えてくれた。グアム島は観光と言うよりマリンスポーツを楽しむ所なので綺麗な海を堪能できると期待している。

まずはホテル周辺の状況から。   2、3時間の睡眠で目を覚まし、窓の外を眺めると綺麗な珊瑚礁が広がる湾を見る事が出来た。早速海岸に出てみる、ハンモックがあったので乗ってみるがちょっとしたコツがいるのに気づいた。近くの海岸では無料でカヤックに乗ることが出来る。しかし、船の底に穴があいている構造のため、水着でないとずぶぬれになってしまうため乗るのをあきらめて帰ってきた。

後で観光した時に気づいたのであるが、このホテルは北の端に位置しているので、恋人岬からホテルを見る事が出来た。ホテルの下の海岸には、珊瑚のかけらがたくさん漂着しているので、きれいなのを集めるとちょっとした飾りを作る事が出来そうである。大きな白い波の砕けている場所は珊瑚礁の端でそこから海は急に深くなっていると言う事を表しており、泳いだり船に乗ったりするときには十分注意する必要がある。カヤックも当然この白波の内側で遊ばなければならない。

グアムで観光やショッピングを楽しむためには、バスの乗り方と路線地図を十分に理解しておく事が大切。これを飛行機の中などでしっかり頭に入れておく、といっても実際に乗ってみないと要領がつかめないので、まずは乗ってみる。1回乗れば大体理解できるので後は問題ない。ややこしいのは何処で乗り換えるのかということ、基本的には買物をさせるためにショッピングモールやDFSなどを中心に運行されていると思えば、乗り換えはそのお店近くで出来る事が分かる。これでもうバスは乗りこなした事になる。そして観光用に用意されている無料バスは1日数本しかないので、こちらは時間を計算して、どのバスに乗り、何処で乗り換えるかを考えないと1日の時間を有効に使えない。また観光用といっても必ずショッピングが組み込まれているので、それを見込んでおくと十分お土産を買うことが出来る

まずは朝1番のトロピカルスニーカー(市内観光とショッピング)を予約して観光に出かける
行程は ホテル→恋人岬→DFSギャラリア→フィッシュアイ海中展望塔→ラッテストーン公園→マイクロネシアモール→ホテル で約5時間


チャモロの悲恋伝説を秘めた像

海中展望塔の全景

先端部分の海底にある窓から魚を見る

恋人岬のシンボル

ラッテ・ストーンは何のために作られたかはいまだ謎になっているが、原住民チャモロ族の伝説によると巨人タオタオモナの墓標として建てられた物だといわれているため、夜になると近づかない人もいるとか

近くのスペイン広場にはヨハネ・パウロ2世像が立っており、1日1回転とゆっくり回っているので見学する時刻により向きが異なるのも面白い。


ラッテ・ストーン

ヨハネ・パウロ2世像

グアムの人口構成はチャモロ人が55%、アメリカ人が20%、フィリピン人が14%、その他11%というように先住民のチャモロ人が多く、お店の店員さん同士はチャモロ語で話している事が多く見られる。もちろん英語が話せないわけではないのだが
この観光コースでは昼食時間が取れないので、ショッピングセンターに寄ったときには軽食を買っておくことをお勧めする。また最後のマイクロネシアモール2階でいろんなファーストフードが売られている、これもおいしくて安いのでぜひ味わってみたい。

トロピカルスニーカーの後は南部方面を一周するサークルアイランドサウスという観光に出かけた。(マイクロネシアモールで乗り換え)
行程は  マイクロネシアモール→スペイン古橋(車窓)→セッティ湾展望台→ウマタック(ソレダット砦)→メリッソ桟橋→イナラハン村と天然プール(車窓)→イバンビーチ→マイクロネシアモール

車窓観光が多くゆっくりと観光すると言うわけにはいかなかったが南部方面をすべてみる事が出来た。途中、ココス島のフェリー乗り場でバナナボートのまたがったり、横井庄一さんの暮らしていた洞穴、太平洋戦争に使われた大砲、海に向かって熊が立ち上がったようなべア・ロックなどがあってグアムのマリンスポーツとは違った一面を知ることが出来た。


横井庄一

バナナボート

ベア・ロック

ソレダット砦の大砲

アクアウォーク
空気が常に送り込まれているヘルメットをかぶって海中に潜る。頭にかぶると言うより、頭を大きな透明の容器に入れて肩に乗せるという感じ。海面ぎりぎりの所で頭を海中に入れるとインストラクターがかぶせてくれる。後は海中をまったく感じさせないで息をする事が出来る。違う所は海中のため体を急に動かす事が出来ないので、ゆっくりとした速度で段々と深い所に歩いて行く。約5mぐらいの深さの珊瑚がある付近まで進むと、魚達が集まってくる。すでに多くのお客さんが何度も来ているのかインストラクターがソーセージみたいな餌を取り出すとそれをめがけて突進してきて、完全に餌付けが出来ているように思える。大小混じった色鮮やかな熱帯魚の群れ達は人間が餌を持っていてもそれを取りに来るぐらいの慣れようでまったく恐れていない。インストラクターはそのうちの1匹を手で捕まえ我々につかませてくれたり、イソギンチャクを素手でさわって吸い付く感触を体験させてくれる。また海中ですばやく移動するためジャンプの仕方も教えてくれ、海中にいる時間は30分ぐらいであるが十分楽しむ事が出来る。グアムでの遊びはすべてオプションになっているが、これがグアムに来たと感じる遊びだと思う。もちろんホテルへの送迎つきであるし、日本人スタッフがいて安心出来るマリンスポーツのひとつだ。最後にはアクアウォークを体験した認定書(これを貰ってどうと言う事はないが)がもらえる

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